エンジニア採用は難しい。どこにいるんだ?

日記・雑記

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今回は日記です。というより愚痴です。私は、ITシステムの受託開発やシステムエンジニアリングサービス(SES)と呼ばれる事業を営む会社を経営しています。まだ数名しか社員はいないのですが、リファラル(縁故)のみで採用していまして、頭打ちになりつつあります。

現状抱えているエンジニアの質が高いこともあり、お客様からは引く手あまたな状況で。いいエンジニアがいるからこそ、事業をもう少しスケールさせるために採用を考えていて、採用メディアを利用したりしています。が、まったくと言っていいほど成果は出ていません。

分かったこと

未経験者はうちの求人を読まない

まず、エンジニア採用の類のキーワードで検索すると「WEB系エンジニア」の記事ばかり出てきます。まぁ彼らはWEBを生業にしていますし、WEBに熟知しているからこそだとも思い仕方ないんですが、未経験者採用をしようと思うと、大体の人は「WEB系エンジニア」をイメージしているような気がします。

うちは「インフラ」専門でインフラの中でも領域を分けるなら「サーバ・OS・ミドルウェア・DB」といった領域になります。WEBエンジニアをイメージしている未経験者には、どうにもこのインフラ周りの業務は理解しにくいようです。未経験者向けの求人に応募が来た人は、WEB系のプログラミングスクール卒であったり、まったく未経験でWEB系をイメージされている方であったり、うちのコーポレートサイトにもWEBなんて出てこないし、手当たり次第に応募しているのかな、と思ってしまいます。

応募数課金だったりするので、入る気もない会社の応募ボタン押すのはやめてくれーと切に思います。応募が来ると、選考しますし、その時間も無駄なので。

求人の書き方が分からない

経験者採用は、なぜかネットワーク領域の方ばかり応募があります。求人にはNW書いてないんだけどな…NWは冷え込んでいるんだろうか。ただ。うちはNWはやってないんですよね…

あとは、年齢(キャリア)に見合った業務を実施してほしいんですが、たとえばAD周りはずっとやってるので自信あります、的な50代の方等も多数応募がありました。うちの会社に50代はいないのですが、そういった方には1人のエンジニアとしてではなく、事業を推進するようなポストで働いてほしいと思っています。ただ、応募にくるのは1人のエンジニアとして、といった方ばかりでして。

これは求人の書き方が悪いんだろうなーと思いつつ、はっきり「うちの会社は1人のエンジニアとして働きたい、という方は30代までしか採用しません」「40代以上の方は、営業面・社内統制面・事業計画面・経営管理面等、多様なスキルを発揮できる方しか採用しません」「大手企業ではないので、1人が1役という方はお断り」など書いてしまえばいいのだろうか。

どんな会社なのよ

Twitter界隈で「高還元SES」と呼ばれるジャンルのようです。まぁまぁ給与は高いとは思います。年収1千万とはなりませんが、600万を切っている人はいません。(30代中心だからでもありますが)

担当しているシステムは銀行や証券、クレジットカード等の金融中心で、メインフレームもまだあったりします。ここ数年はAWS中心で動いています。保守しつつ、案件が出てくるときにとりに行く(というより振られる)といった営業スタイルです。

商流は基本的に大手SIerからの直ですし、収入面や安定面だけを見ればなかなか魅力的なんじゃ?と思うんですけどね。興味があればお問い合わせフォームからお問い合わせ頂ければすぐに確認します。

はぁ、採用したい。予算も確保してるんだけど、使いきれないなぁ。

今後への戒め

もちろん、いろんな業種や採用基準等、多種多様なので、いろんな選択肢があっていいと思いますが、うちは応募数保障等のサービスは絶対に利用しないと戒めようと思います。スマホゲームのガチャに似てますね。課金して応募集めて引いてSRが出るのを待つ、的な。で、SRは出ませんと。

どうせ採用できなかったのに数十万も飛んだー。。。成果報酬って高いから避けてたんですが、採用しない限りは無料のこと多いですし、もううちは成果報酬型のサービスに絞ろう。大量採用とかであまり採用基準がない(低い)時には応募集められるから有益なのかなーとか思ったり。

 

ぼっち経営者

ぼっち経営者

IT企業経営者×インフラエンジニア×2児の父親。 経営者として:現在3期目。エンジニアの傍らでバックオフィス業務もすべてにひとりで実施。ここからぼっち経営者という名前をつけました。 エンジニアとして:15年程の経験があり、直近はインフラクラウド(AWS)中心で活動 父親として:2児の娘を持つ父親として、日々子育てに奮闘中。

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ぼっち経営者

IT企業経営者×インフラエンジニア×2児の父親。 現在3期目の会社を経営中。エンジニアの傍らでバックオフィス業務もすべてに私ひとりで実施。ここからぼっち経営者という名前を。 エンジニアとしては15年程の経験。直近はクラウド(AWS)中心で活動。 2児の娘を持つ父親として、日々子育てに奮闘中。

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